日本人女性の社会進出の実態とは

2020年11月13日
2020年12月13日
達人調査員
達人調査員

■はじめに

女性の社会進出は数年前から、国会でも重要視されている項目の一つで、様々な施策を企業側も行っていることと思います。

では、肝心の女性はどのようにとらえているのでしょうか。

今回は企業と働く女性について、お話したいと思います。

■日本の働く女性の状況

厚生労働省が発表している「働く女性の実情」という資料の中でこのような数値が示されています。

平成 30 年の女性の労働力人口は 3,014 万人と前年に比べ 77 万人増加し、男性は 3,817 万人と 33 万人増加した。

この結果、労働力人口総数は前年より 110 万人増加 し 6,830 万人となり、労働力人口総数に占める女性の割合は 44.1%(前年差 0.4 ポ イント上昇)となった。

女性雇用者数は 2,671 万人となり、前年に比べ 81 万人増加した。

この結果、雇用者総数に占める女性の割合は 45.0%(前年差 0.5 ポイント上昇)となった。

※厚生労働省「働く女性の実情」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/18-01.pdf

この記述を見ると、働く女性が増えていることがわかりますね。

■世界的に見た日本の社会進出

昨年の12月に世界経済フォーラム(WEF)は、世界各国での男女平等の度合いをランキングにした2019年の「ジェンダー・ギャップ指数」を発表していますが、この結果を見ると日本は惨憺たる結果です。
調査対象153カ国のうち、日本は121位と前年(110位)から順位を落とし、過去最低となっています。
この指数は、経済、政治、教育、健康の4分野で女性の地位を分析し、総合順位を決めています。日本の結果が芳しくないのは、女性の政治への参画が少ないことや、企業において、女性の管理職やリーダーの少なさ、低収入が響いているためとされています。

また今後、業務の自動化が進むことで影響を受ける事務職は、男性よりも女性が行っていることが多いことも、この指数に影響しています。

「女性の社会進出について、かなり良くなった」と考えている方も多いと思いますが、世界的にはまだまだだ、と捉えられているということですね。

■日本の女性は社会進出についてどう感じている?

女性の社会進出について、転職をした27歳の女性にお話しをうかがいました。

Q.なぜ今回転職をしたのか。
A.今後ずっと働くためです。

「東京で働いていましたが、ずっと働くことを考えたら、地元に帰ることが頭から離れませんでした。
前職が専門職だったため、30歳になって結婚を考えたとき、自分のスキルで転職は難しいと考えたので、スキルをつけるためのステップアップとして、転職をしました。」

Q.前職は子育てをしにくい環境でしたか?
A.子育てはしやすい環境でした。

「産後・育児休暇ともにあったため、子育てはしやすい環境でした。
しかし管理職はほぼ親会社から来た、年配の男性でしたので、作業者として女性は多数働いていましたが、女性が上層部で活躍できるというスタンスではなかったように思います。」

Q.女性の社会進出に関してどう感じていますか?
A.まだまだ進んでいないと感じます。

「私の周りでは専業主婦の方も多くいますが、同じくらい企業でバリバリ働きたいと考えている方もいます。
しかし、バリバリ働くのは、日本の体制や企業の意識では、限界があるのも感じます。
この日本の体制や企業の意識改革が進んでいかない限り、女性の社会進出は進まないと思います。
頑張りたいと思っている女性は多いのに、悲しいです。」

このような女性の声を調査員の私たちもよく聞きます。

女性の社会進出が進んでいるというのは、間違いではないとは思いますが、現実的にはまだまだ先は長いと感じます。

■さいごに

今回は女性の社会進出についてお話させていただきました。

あなたの企業の女性社員は現状で満足しているのでしょうか?
満足していないなら、今後どうしてほしいと考えているのでしょうか?

女性が管理職になることの課題を、男性社員はどのように考えているのでしょうか?

本記事を読めばこのような疑問が浮かぶのも、自然なことかと思います。

このような疑問が浮かんだ方には、是非、ES調査をおすすめします

従業員満足度調査をすることで、女性社員は何を思い、それに対しての課題は何があるのか、男性社員はどう思うのか、がわかります。

ES調査を行い、企業の問題を改善することにつなげ、女性の社会進出を目指しませんか?

女性のみで構成された専門チーム 「アンケート調査の達人」