コロナウイルスの映画業界への影響と人気の映画の影響力とは?

2021年1月8日
2021年1月9日
admin_a-tatsujin
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■はじめに

昨年流行った映画といえば?

そう聞かれたとき、あなたは何を思い浮かべますか?

昨年はコロナウイルスの影響で、映画館に行けなかったなんて方もいるのではないでしょうか。

今回はコロナウイルスによる映画業界への影響と人気映画の影響力についてお話していきます。

■映画業界へのコロナウイルスの影響

昨年2020年5月の緊急事態宣言により、映画館も営業自粛を迫られました。

また緊急事態宣言後も三密に該当するスポットであるため、人々が寄り付かない場所だったと言えます。

こちらの記事をご覧ください。

参考:新型コロナによる劇場や映画館の売り上げの影響を解説| NHK

松竹は前年同期比で売上が60%の減少、90億円を超える最終赤字となりました。

東宝は売上が48%の減少、最終利益は黒字を確保したものの、80%を超える大幅な減益となりました。

映画業界はかなりの打撃を受けていたことがわかります。

昨日東京に緊急事態宣言が発令され、映画館も自粛の対象となりました。

これにより、再度売上に影響が出ることは想像に難くありませんね。

■2020年に流行った映画は?

そんな中、人気だった映画は何だったのでしょうか?

1位 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 興行収入 346.4億

2位 今日から俺は!!劇場版 興行収入 53.7億

3位 パラサイト 半地下の家族 興行収入 47.4億

参考:2020年映画興行収入ランキング日本おすすめ(上半期/下半期/2021以降/洋画/邦画) – 映画評価ピクシーン (pixiin.com)

この結果からわかるように、鬼滅の刃は2位に大きく差をつけ、1位に輝きました。

また「鬼滅の刃」はコロナ禍でありながら大人から子どもまで人気を集め、346.4億円という歴代1位の興行収入を達成しました。

自粛期間が終わっていたとはいえ、コロナ禍でこのような記録を達成したことはものすごいことだと言えますよね。

■映画の興行収入トップになった「鬼滅の刃」とのタイアップ商品

映画界に大きな収入をもたらした「鬼滅の刃」ですが、タイアップした商品も必ず売れる現象が起きています。

例:ダイドーブレンドコーヒー

ダイドーブレンドコーヒーが「ダイドーブレンドコーヒーオリジナル」の発売から今年で45周年を迎えたことを記念して『鬼滅の刃』とのタイアップを行いました。
「ダイドーブレンドコーヒーオリジナル」に加え、新たに3商品に『鬼滅の刃』をデザインし、3商品で計28種類の「鬼滅の刃」デザインパッケージを発売。
すると約3週間で累計販売本数5000万本突破したことが、ダイドードリンコ社より発表されました。

このように普段売られている商品でも、人気のあるものとタイアップをするだけで、大幅な売上アップに繋がるのです。

そしてその効果は、その他の人気映画、アニメでも同じです。

例:コンビニのおにぎり

通常一日6,000個の発注数が普通であったコンビニのおにぎりが、子どもから大人まで人気の映画「名探偵コナン」とタイアップを行うことで、一日の発注数が1万8,000個にもアップ。

このようにタイアップというのは、その商品の元々の利用者以外にもターゲットを広げられることができ、それが商品の売上アップにも繋がっていくのです。

■さいごに

上記のように自社の商品と全く関係がないと思われていても、思わぬ形で自社商品に活かせたりすることがあります。

最近でタイアップの影響力を知り、様々な企業がアニメや映画とタイアップをしていますよね。

この記事を読んで、「自社でもタイアップを始めよう!」と考えた方もいるかもしれません。

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