新型コロナウイルスの感染拡大後、一部の地域では、二度目の緊急事態宣言が発令されています。
外出自粛が続く中、自宅でのトレーニングに励んだ人も多いのではないでしょうか。
今回は、自宅でのトレーニングに必要な、フィットネス関連商品の売上が好調であることについて、考察していきます。
アメリカのeBayの売上データによると、新型コロナウイルスの影響でロックダウンとなった期間中、アメリカでのフィットネス用品の売上が、大幅に増加していることが分かりました。
他のマーケティング調査においても、ECサイトでの、フィットネス用品の売上が好調であることが分かりました。
フィットネス関連商品には、フィットネス用の衣服だけでなく、フィットネス機器・グッズなども含まれます。
ロックダウンの影響で、フィットネスクラブが閉鎖し、自宅でのトレーニングを行うしかなかったという人が多いのではないかと考えられます。
ロックダウン中に売上を伸ばした、フィットネス用品は、以下のような結果になりました。
この結果から、家でできる小さめの機器の売上が高いことが分かります。
また、ACI Worldwideが発表した、自社の全世界での販売者ベースから収集した販売データレポートによると、運動関連用品は117％増加したことが分かりました。
同社によると、アウトドア用品の売上も高くなっており、DIYアイテムなどがECサイトで最も売れた商品だったといいます。
この調査の結果から、人々が運動関連用品に興味を持っていたことが分かりました。
この結果を受け、ACI Worldwideは、「新型コロナウイルスの影響で変化した人々の行動は、以前のように戻ることは無いだろう」としています。
スマートフォン1台で、ほとんどのものが買えるようになり、一度経験すると、その便利さから、ECサイトを利用する人は減らないと考えられているのでしょう。
フィットネス用品が好調であることをご紹介しましたが、フィットネスクラブはどうなのでしょうか。
株式会社oricon MEが調査した、『フィットネスクラブ』に関する実態調査によると、コロナの影響で、1年以内にクラブを退会したという人が4割以上にのぼることが分かりました。
また、クラブに高頻度で通っていた人も減少したといいます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000192.000034467.html
フィットネス用品の好調をご紹介しましたが、コロナ後に、市場がどのような動きをするかは、どの商品・サービスを扱う場合でも知っておく必要があるでしょう。
後に紹介した、フィットネスクラブの利用者が減少したことについては、新型コロナウイルスの影響があるとはいえ、何か対策できることは無かったのでしょうか。
市場調査では、市場の意見を集約するとどうなのか、といった市場の傾向を調べることができます。
市場調査を行うことで、今後の動向や、今後発売すべき商品の傾向などが分かることがあります。
コロナの影響で、市場の動向が目まぐるしく変化しています。
「新商品を発売したいが、今の世の中ではどう受け入れられるか不安だ、、、」
「新しいサービスをリリースするが、どの年代をターゲットにした広告を打ち出すべきなのか、、、」
など、様々な悩みを解決するため、市場調査をおこなってみてはいかがでしょうか。
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