コロナ禍で大きく生活様式が変わり、消費者の行動パターンや、生活への意識も大きく変化しています。
その中でも健康への関心の高まりにより、消費者の食に対する意識が大きく変化しているようです。
コロナ禍で消費者の食に対する意識がどのように変化しているのかご紹介していきます。
株式会社マクロミルが、「2020年4月以降自宅における食事で重視していること」について全国2,000人を対象に調査を行ったところ「栄養バランスの良さ」が51.6%と半数を占めることがわかりました。
このことから、自宅で食事を作る際に健康を意識している人が多いことがうかがえます。
コロナ禍により、ウイルスに感染しないためにも栄養をきちんととって、健康でいたいと考える人は多いようですね。
参考:株式会社マクロミル「コロナ禍で変化する食生活や、さらに高まる健康への意識」https://honote.macromill.com/report/20200709/
コロナ禍で健康への意識が高まる中、ウイルスに感染しないために免疫力アップ効果が期待される食べ物への注目が集まっているようです。
どのような食べ物が注目されているのかご紹介していきます!
手に取りやすい健康食品のひとつですが、コロナウイルス流行後、売上が伸びているそうです。食べることで「免疫力アップが期待できる」というイメージが、ヨーグルトの注目を集めている理由かもしれません。
健康的な飲み物として代表的な青汁もコロナ禍で売り上げを伸ばしているようです。
健康産業新聞が2020年7月中旬~8月にかけて実施したアンケート調査によると、2020年の上期の青汁製品の売上は、前年同期比を上回る結果になっています。
参考:健康産業新聞「特集【青汁】新型コロナ禍でも大健闘!」
https://www.kenko-media.com/health_idst/archives/14509
全国納豆協同組合によると、2020年の市場規模は前年比8.3%増の2,711億円となっています。自宅で食事をする機会が増えて、家庭内需要が増加していることがうかがえます。
参考:日本食糧新聞「納豆特集:市場は前年比8.3%増 納豆の5-ALAに新型コロナ抑制効果発見で高まる期待」https://news.nissyoku.co.jp/news/kojima20210316035031215
どれも手軽に取り入れられるものばかりですね。
これらの食品を積極的に取り入れて、免疫力をアップさせていきたいです。
最近では2018年頃から若者の間でタピオカブームが起こるなど、SNS投稿の際に映えを意識した食べ物が流行し、食にエンターテインメント性を求める傾向がありました。
しかし、コロナ禍での外出自粛により、その流れが断ち切られ、健康志向への意識が高まったようです。
今後また、コロナ禍の中で新たな食のブームが生まれるのでしょうか。
コロナ禍により刻々と変わる消費市場の動向をチェックすることは大切です。
市場調査を行い、消費者が今何を求めているのか調査してみませんか?
消費者のニーズを知ることで、商品の方向性や改善点を見つけることができ、ヒットにつながるかもしれません。
市場調査をしたいとお考えの人は、ぜひ「市場調査の達人」へご連絡ください!