どの企業にも起こりうる、大企業病とは?

2020年11月6日
2020年12月4日
達人調査員
達人調査員

■はじめに

最近、従業員のモチベーション低下を感じる…

そう感じるのは「大企業病」かもしれません。

中小企業でもこの現象が起こる可能性もあります。

しかしそもそも大企業病とは何か、今回は大企業病の解説と、改善方法をご紹介していきます。

■大企業病とは

大企業病とは、一人ひとりの生産性や組織の活性化が下がることによる、非効率的な企業体制になることを言います。

また、この大企業病には8つの特徴があります。

  1. 部署間での連携がされていない
    大企業では、数多くの部署が専門で仕事を行うことにより、他部署との連携が取れなくなることがあります。
  2. 新しい挑戦がされない
    売上が比較的安定している企業は、業績に追われずに業務を進めることができるため、従業員は日々の仕事をこなすようになり、新しい挑戦がされなくなる傾向にあります。
  3. 能力のない人が出世している
    正当な評価がされないために、能力のない人が出世している状態は、従業員のモチベーションを低下させるだけでなく、上に立つ人の指示も不明確なため、生産性が下がっていきます。
  4. 従業員同士の協力が少ない
    大企業となれば、各部署や案件ごとの仕事に集中してしまうことで、他者の仕事内容を把握できていないこともあるでしょう。
    そのため、他の従業員が困っているときも協力し合うことができず、ミスや失敗の原因になります。
  5. マニュアルに縛られている
    マニュアルに書かれていることをこなしていくだけの仕事は、クライアントのためには何が正しいのかを判断できなくなる可能性があり、良い仕事とは言えないでしょう。
  6. 物事の進みが遅い
    関与者が多くなることで責任が曖昧になり、会議での議論がまとまらなくなることもありがちなパターンです。
    これによりスピード感がなくなり、クライアントからの信頼の損失に繋がってしまいます。
  7. 従業員が出世だけを目指す
    従業員が出世だけを目指し、社内の管理者の目だけを気にするようになることで、クライアントへの気遣いがおろそかになります。
  8. ルールが厳密すぎる
    大企業では、業務を円滑にするために様々なルールが存在する企業も多くあると思います。
    しかし、ルールを優先させることで例外が認められないことで、社内の人間関係が悪くなることもあります。

■中小企業でも起こる可能性がある?

8つの大企業病の特徴をご紹介いたしましたが、この問題は大企業だけにとどまりません。

例えば、①の「部署間での連携がされていない」は、中小企業でも自分が所属する部署のメリットしか考えない従業員がいれば、中小企業にも起こりうる特徴であると言えます。

多くの部署がない企業でも、各従業員が自分が所属する部署の業務しか分からず、助け合うことができなければ、同じようなことが起こるでしょう。

■ES(従業員満足度)調査のすすめ

このような大企業病をふせぐために、ES(従業員満足度)調査をおすすめします。

定期的に従業員のモチベーションや仕事への取り組み方を把握することで、早めに対処することができます。

■最後に

大企業病を防ぐためにES(従業員満足度)調査をおすすめしましたが、ES(従業員満足度)調査を行うなら、「アンケート調査の達人」にお任せください。

「アンケート調査の達人」では、調査から分析、ご希望に合わせて定点観測までお手伝い可能です。

興味を持っていただきましたら、一度「アンケート調査の達人」にお問合せください。

女性のみで構成された専門チーム 「アンケート調査の達人」