皆さまは、コロナ禍の外出自粛がどんな影響を与えたとお考えでしょうか？
飲食店危機、コロナ禍での旅行、巣ごもり需要の拡大。
多方面から外出自粛の影響を掘り下げます。
外出自粛によって起きた飲食店危機。
飲食店の皆さまの声を集めたアンケートによると、9割が売上の落ち込みを経験したと回答しています。
「お客様の動向に変化があったか」という質問に対して、1組あたりの人数が減ったとの回答が57％にも及びました。
外出自粛中、3密を避けるように行動していたお客様の行動が、調査から読み取れます。
2020年10月時点、自宅での食事が増えたと答えた方は40％以上増えています。
そんな状況だからこそ、テイクアウトの需要も増加。ぐるなびでは、2020年の世相を反映するグルメにテイクアウトグルメを選んでいます。
外出自粛により、皆さまの旅の形に変化が生じています。
全国の16～79歳を対象とした旅行に関する意識調査で、「移住する都道府県外に出るのを問題がない」と回答したのは16％でした。
対して「不要な旅行を避けるべき」との回答は42.8％にも及びました。
参考：「不要不急な旅行は避けるべき」が42.8％ 感染リスクに対し年代間でギャップが【インテージ調査】
https://markezine.jp/article/detail/34740
2021年3月の政府が発信した提言では、卒業旅行の自粛を呼びかけていました。
旅行サイトでは、宿泊先の情報に、感染症対策や3密を避ける空間があるかといった事項が載っています。レンタカーでの旅や県民限定の旅行プランなど、外出自粛期間中ならではの旅行にも注目です。
ECサイトとは、インターネットでの通信販売サイトのことです。
スマートフォン普及と共に伸び続けているECサイト市場。
外出自粛が続くコロナ禍で、さらに市場の拡大を続けています。
巣ごもり需要がある中で飲食店の応援消費、動画サービスのサブスクリプションといった分野も人気です。
全国の15～69歳の男女9,010人を対象として行われた調査によると、ほとんどの世代でECサイトの利用頻度が増えています。
自宅への配送など、自宅で過ごす時間が増えたことなどが利用頻度増加の理由にあるようです。
外出自粛下で拡大していくEC市場では、万人受けではなく、ターゲットを絞ったサイト作りを目指す動きもあります。
皆さまに、外出自粛は大きな影響をもたらしました。
コロナ禍における外出自粛が続く中で、世間の声に耳を傾けてみるのはいかがでしょうか？
市場調査を行うことで、顧客から市場全体のニーズを把握できます。
市場調査をお考えの方はぜひ、「市場調査の達人」におまかせください。
