アンケート調査の達人が教える、調査の定点観測のススメ

2020年10月9日
2020年11月9日
達人調査員
達人調査員

■アンケート調査の流れ

CS(顧客満足度)調査ES(従業員満足度)調査などのアンケート調査の流れは、

  1. お客様と打合せ
  2. アンケートを作成
  3. アンケート結果入力・集計
  4. 結果の報告
  5. 分析

この5つの流れが一般的です。

ここで、調査はひとくくりになりますが、この後の「定点観測」が重要なのをご存知でしょうか?

定点観測とは、継続して繰り返し調査を行うことです。

長期的な結果を見ることで、問題点が改善されたかどうかを客観的に見られるようになります。

大企業のES調査では、毎年同じ時期にアンケート調査を行っているところが多く、その他にも、3ヶ月に1回など、短いスパンで行っている企業もあります。

■定点観測のメリット

定点観測は長期的な変化を見ることが目的です。

また、定点観測を行うことは、改善を行う際に重要なPDCAサイクルを回すことにも繋がります。

PDCAサイクルとは、

  1. Plan(計画)
  2. Do(実行)
  3. Check(評価)
  4. Action(改善)

この5つを繰り返すことにより、商品やサービスなどを、効率的に改善していくことができます。

もちろん、1回のアンケート調査でも多くのことが分かりますが、定期的に調査をすることで、より良い改善をするためのヒントを得ることができます。

さらに、初めて調査を行う際には、事前の打合せでアンケート手法を細かく決める必要がありますが、2回目以降の調査では、その手間を省くことができます。

※変更がある場合、打合せを行うこともあります。

アンケート調査を1度行い、

「結果が悪かった、残念。」

「結果が良かった、安心。」

と終わらせてしまうよりも、定点観測を行った方がより良い改善に繋がるので、1度で終わらせるのは大変もったいないと言えるでしょう。

■定点観測のポイント

定点観測を行うことをおすすめしていますが、注意しなければならないことがあります。

それは、勧められるがまま定点観測を行い、続けることだけが目的になってしまうことです。

「今回はこの項目が悪かったな…」

「前回よりもこの項目が良いな…」

などというように表面だけ捉えても意味がありません。

1回のアンケート調査ごとに調査の目的を再認識し、何に活用するか、いかに行動につなげるかを考慮して、定点観測を行う必要があります。

せっかくの調査を無駄にしないためにも、しっかりと調査から改善まで繋げましょう。

■終わりに

アンケート調査は、正直手間がかかります。

設問設計…分析…改善…

これらは簡単なことではありません。

だからこそ、結果を次に活かす無駄のない行動が必要となります。

アンケート調査の達人」では、定点観測をおすすめしています。

「無駄のない調査ってどうやればいいの…」

「意味のある調査ができるか不安…」

そんなお客様には「アンケート調査の達人」が初めての調査でも、2回目の調査でもスムーズに調査が行えるよう、全力でサポートいたします。

また、「アンケート調査の達人」では現場に赴き、PDCAサイクルのお手伝いもさせていただきます

何か変えたいと思ったその時。

商品の売上を上げたいと思ったその時。

会社を良い方向に向かせたいと思ったその時。

アンケート調査の達人」に一度ご連絡ください。

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